June 21, 2007

The Number 23 (2007) - ナンバー23

no23□監督:ジョエル・シューマッカー

□出演:ジム・キャリー、バージニア・マッドセン

□日本公開日: 2007年11月23日 予定 邦題:ナンバー23
The Number 23 Box Office Mojo

□オリジナルキャッチコピー:The truth will find you. (易訳:真実が君を探しあてる。)

さて、あのヒットメーカー、ジョエル・シューマカー監督作で、ジム・キャリーがシリアスな役に挑戦したことでも話題になっている新作 The Number 23。べつにそんなに大騒ぎするほど、本作でのキャリーの役柄が目新しいようには思えない。1996年の「ケーブルガイ」という作品はコメディー要素もあるが、友達が欲しいから頼まれてもいないのにTVの設置に行ってしまうというやばい男の役だった。キャリーが際立って見えるのは大抵サイコなやばいキャラクターだ。単にそこにコメディーの要素があるかないかというだけ。ま、本作では一応、妻からも息子からも愛されている普通の男という設定ではあるのだが・・・。彼は最初から目がやばい。ただ、そこにはコメディーの要素はない。しかし、この冒頭のシーンでの普通の男のちょっとやばい目つきが、この映画の重要な鍵でもある。


number23dog.jpg動物管理局で働くウォルターが管理局の車でパトロール中、一匹の犬を捕獲する指示を無線で受ける。中華料理屋の裏庭で犬を見つけ、上手く首に輪をかけ捕らえたかのように見えたが、ウォルターがその犬の首輪についている名札を確認しようとした時、突然犬に噛み付かれ、取り逃がしてしまう。その犬の名札には  NED  と印字されていた。後に映画の中でも説明されるが、N はアルファベットの14番目の文字、Eは5番目、D は4番目なので、全部足すと・・・そうです。23です。ウォルターは取り逃がしたその犬に奇妙な執着を覚える。その晩、自分の誕生日を祝ってくれる家族の元へ帰るウォルターだが、妻のアガサ(バージニア・マッドセン)と待ち合わせた古本屋で、アガサがウォルターを待つ間に何気なく手に取った古本の The Number 23 をプレゼントされる。その本は一人の孤独な探偵が主人公のハードボイルドな犯罪スリラー小説だった。その晩から本に読みふけるウォルターは、小説の冒頭から、その内容が自分の過去になぞられているように感じる。number23carreywwoman.jpg読み進めば読み進むほど、その本が自分のことを書いているように思えてしまうのだ。 そこに書かれている Number 23 の定義が、はっきりとウォルターにも当てはまることを確信し、ウォルターは妻や義理の息子まで巻き込んで、その謎を追い始める。

話も面白いですし、展開もスピーディで、実際のウォルターと小説の中の探偵の二役をキャリーが演じわけます。その二つの役柄がごっちゃになってしまうような撮り方はしていないので、混乱はしません。Number 23 をどれだけこの映画の中で探せるかを楽しみながら見るのもいいでしょう。( IMDb でこの映画のトリビアとして、作品の中で見つけられる Number 23 が載ってます。)でも、探せたからといって、そう簡単に謎は解けません。この結末がにおい始めると、ちょっと気持ちが萎えますが、上手くまとめられていて(上手くまとめ過ぎと思う人もいるかもね・・・)損をした気分にはなりません。number23carrey.jpg
しかし、ジム・キャリーが大好きで、今までのジム・キャリーを期待して見る人たちはがっかりするかもしれませんね。ジム・キャリーのサイコな演技を見ると、どうしてもその先に何か笑いが待っているのではないかと、お腹のどこかがコソバユイ感じになってくるんですよね。日本では今秋公開ですか?

※当初2007年11月公開だったようですが、もしかして9月8日に早まったかも?IMDb には 8 September 2007 (Japan) と書いてありますよぉ。(追記:05 Aug 07)
かと思ったら、うぅ〜む、早とちりか?日本公開11月23日は変わらないのかかも・・・。
日本の情報にうとくてすみません。(追記:12 Aug 07)

こういう映像を見てから見てはいけない作品ですね。↓
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liquidflame at 17:21│TrackBack(0)clip!気になる新作映画 

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