October 15, 2007

アナトミー - Anatomy (2000)

anatomyposter■忘れられない映画 その34

□邦題:アナトミー

□監督:ステファン・ルツヴォツキー

□出演:フランカ・ポテンテ、ベンノ・フュルマン、アンア・ロース

ドイツ映画独特のセンス・・・。なんでドイツ映画ってこうなんだろう・・・とドイツな雰囲気を満喫してください。映像センス、ベタなシチュエーション、そして音楽・・・




【ストーリー】


オープニングクレジットと共に映し出されるのは、死体とおぼしき女性の人体を舐めるように隅々までズームアップするカメラ。そして、遂にメスが入れられる。そこは医学校の解剖室で生徒達がグループごとに死体を目の前に解剖している。男性の死体を解剖していたパウラ(フランカ・ポテンテ)は切り取った死体の鼠径部(ペニス)をつまみ上げ、乱暴に手にとって見る。(しかも落っことす・・)優等生の彼女は祖父も父も共に医者で、祖父に至っては、解剖学では名のあるハイデルベルグ大学で功績を残していた。パウラは町医者である父よりも今は癌の末期で病床につく祖父を目標に勉学に勤しんでいた。授業の後、教授の部屋に呼ばれたパウラは自分がドイツ国内でも2番の成績であこがれのハイデルベルグを受験出来ることを知らされる。また同時に、その夏、ハイデルベルグで伝統ある解剖学のセミナーを受講することになる。体をべたべたと触りまくるいやらしい教授の部屋からなんとか抜け出すと、ドアの前で白衣を着た金髪のグレッチェンと鉢合わせする。彼女も教授に呼ばれたらしいが、2人には面識がない。お色気むんむんな彼女を見て、「教授が喜ぶわ・・・」とつぶやく。

anatomy1













パウラの家では、母親が彼女の門出を名残惜しみながら受講のための旅に出る仕度を手伝っているが、父親は彼女が祖父と同じ道を進むことを快く思っていない。パウラはその理由を知る由も無い。

場面変わって、仰向けに横たわり、なんとか声を出そうと口を動かしている若い男。上手く口を動かすことも声を出すこともままならない。2人の男の話し声が聞こえ、なんとか「何をしているんだ?」と声を出すが、答えはない。見ると男達は自分の腹を裂き、内臓を取り出しているではないか。自分の動かない体を良く見てみると、既に手には妙な彫刻のようなカットが施され、骨が丸出しになっている部分とそうでない部分が・・・彼は生きたまま人体模型にされているのだった。

anatomy2












汽車で出発したパウラはその汽車の中で、ふたたびお色気むんむんのグレッチェンと会う。なんとグレッチェンも同じセミナーを受講しに行くというのだ。そんな時、汽車の中で騒ぎが起こる。一人の青年が突然倒れたのだ。医師の卵であるパウラは自分から名乗り出て、彼に蘇生処置をほどこし、命を助ける。後で彼自身から話を聞くと、彼は非常に特殊な心臓の病を持っており、あちこちの病院から彼を診たいという話があると言う。その日もある病院の関係者と待ち合わせしているのだと言う。

その青年ダーヴィドと別れ、2人はいよいよハイデルベルグ大学のキャンパスへと向かう。二人は寮で同じ部屋になり、正義感が強く勉強一筋のパウラと知的だが男好きで奔放なグレッチェンはそれぞれ期待に胸を膨らませていた。

2人を含む新人達はその日の午後解剖室に集まるように言われ、そこでは不謹慎極まりない歓迎を受ける。

いよいよ講義の日々が始まり、ある日彼女達が解剖することになった死体はなんと汽車で出会ったダーヴィドだった。動揺しながらも、なんとか彼の死因をつきとめようとするパウラは彼の血液が普通とは違った凝固の仕方をしていることに気づく。そして、それは彼女が探求してはならない、ハイデルベルグの黒い歴史を紐解く第一歩となってしまうのだった。


ドイツ映画って本当に独特な雰囲気を持っていますね。こういうことを言っていいのか・・・わかりませんが・・・ドイツ人てやっぱどっか病んでる気がして・・・。でも、そのドイツ映画だからこそ、こういう面白い映画が出来るわけです。

anatomy3


















これみよがしなシチュエーション。台詞だってべたべたです。しかも、この音楽のセンス・・・。別に使われている曲が嫌いなわけじゃないです。スタイル・カウンシルは大好きですし・・・。でもね・・なんで、またここでこの曲なの???ってその都度思います。それに、またしてもベタなエロシーン・・・。今どきこれか?と思わされます。2000年代の映画とは思えません。

まぁ、そんなことはいいとして??ベタベタではありますが、なかなかスリリングで結局見てしまいます。悪役がいいからかなぁ〜?

わたしがこの映画が好きな理由は、もちろん「悪霊喰」でもご紹介した、本作でも悪役のベンノ・フュルマン。もう彼の写真一杯のっけちゃう。彼がドイツ映画界から出れないのは、きっと身長が足りないんだろうなぁ・・・。彼の悪役ぶりは本当にセクシー。

ドイツ映画でいい男・いい女が出てくることって本当に少ない気がしませんか?ベンノ君はドイツ映画界で数少ないいい男です。。。わたしにとってはね。

ベンノ君以外にあまり語ることはないのですが、本作のテーマ曲にもなっている“My Truth”という曲は、グレッチェン役で出演しているアンナ・ロースが曲を書いて自分で歌ってます。わたしこの曲なんだか好きです。はい。(注意:このリンクは時々広告に繋がりますので、同じリンクで何度か試してください。ストリームは良くありません。)

てなことで、(どんなこっちゃ。)ホラーとしても娯楽的要素満載で十二分に楽しめる内容です。見て損はない。ベンノ君のファンも彼のキュートなお尻のアップ見れるよ。

9月にようやっと日本でも発売されたベンノ・フュルマンとフランカ・ポテンテ主演の「プリンセス アンド ウォリアー」のDVD!買いましたよぉ〜!感激です。最高にかっこいいです。作品もドイツっぽさがまた・・・なとも・・・いい!!!

princess and warrior








↓このブログの順位を見てみる

fc2smallにほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ

管理人のDVDコレクションやこのBlogで紹介している作品を
まとめてご覧いただけます。是非チェックしてみてね。↓

amazonbanner

blogranking



liquidflame at 23:15│TrackBack(0)clip!忘れられない映画 2 

トラックバックURL