July 14, 2008
続 BMW ショートフィルム The Hire (2002~)
■忘れられない映画 特別編□シーズン 2
シーズン2は3本だけですが、さらに豪華になりました。
シーズン1で成功したのか・・・気を良くしたんでしょうね。予算が増えれば車も壊します!Yeah!!!(シーズン 1を先に読む)
6. Hostage (人質)
監督:ジョン・ウー
出演:モーリー・チェイキン、キャスリン・モリス
FBIによって雇われたドライバーは、人質となったある企業の女性CEOの救出に一役買う。要求された身代金の金額は$5,088,042で、スーツケースを片手に、犯人の男の居る部屋へ入ってゆく。背後ではFBIの狙撃隊が突入するチャンスを見計らっている。部屋にはバーベキュー用のコンロに火が焚かれ、男は部屋の隅の椅子に太った身体を投げ出すように腰掛け、片手には銃を持っている。部屋の壁には人質となった女の写真が大量に貼られ、ピンが刺さっているものもあり、これが恨みからであることが見て取れる。「金額を言え」と持ってきた金の額を確認する男。ドライバーは男の指示のもと手のひらに金額を書いて見せると男は「人の命を手にする気分はどうだ?」と尋ねる。男はドライバーに、金をコンロに入れろと命令し、燃える札束を見て、自分が会社にどれだけ尽くしてきたかを話す。女がまだ生きていることを証明するために、携帯電話をかける男。スピーカーから女の声「なぜ、こんなことをするの?」と泣き叫ぶ。隙を見てFBIが突入し、男を取り押さえようとするが、男は自分の頭に銃を当て、目をつぶると引き金を引く。弾丸は男の頭をかすめ、失敗に終わり、思いとどまるかと思いきや、今度は絞り込んでゆくっりと引き金を引き、男は倒れる。

人質の居場所がわからないままだったが、ドライバーは自分の手のひらに書いた数字が携帯の番号であることに気付き、電話をすると女が出る。女は車のトランクの中に捕らわれており、自分がどこにいるのかわからない。携帯でやりとりを続けながら、女の居るトランクに水が流れ込んできたことや、そこから聞こえるわずかな音などを頼りに、車を発見。ドライバーは水中で意識の無い女を救い出す。

病院では、自殺で死に損ねた男がベッドに横たわりって居る。ドライバーに付き添われ、悲しげな表情の女は、心配そうに一人男の部屋へ入ってゆく。部屋はガラス張りで外から様子が見える。女はそっと男の手を撫で、男の耳元に顔を近づけると「じたばたと、あがいているのはどっちかしら。」とほくそえむ。一瞬目を開いた男だが、無念の表情を浮かべ、彼の心臓は停止する。ドライバーはその様子を見て、顔をしかめるとその場を去り、女は落ち込んだ様子で、ドライバーの優しい言葉を期待しながら出てくるがドライバーはもう居ない。
いかにも、ジョン・ウー監督という感じで、スタイリッシュでハードです。他の作品を比べてももっとも車本体の動きをオーバーアクションで見せ、車が主役的なイメージも十分伝わってきます。とにかく、車もドライバーもかっこいいです。一本の映画って感じがします。
【BMW Z4】 ■YouTubeでHostageを見る。
7. Ticker (時計)*心臓という意味合いが強い言葉です。
監督:ジョー・カナハン
出演:ドン・チードル
いきなり空からの銃弾の嵐。ヘリに追われて逃げる車。ドライバーは謎のスーツケースを持った黒人の外交員を運んでいる。外交員の男は重要な使命を言い渡され、テロリストから狙われていた。ヘリによる追撃をうけ、追い込まれながら、ドライバーはその謎のスーツケースの中身を訊くが、男は何が入っているのかを言わない。

一瞬車を停め詰め寄るドライバーだが、男は負傷しており、謎のスーツケースにも銃弾の穴が開いている。気付くと穴からは液体が漏れ出し、見る間にスーツケースについているタイマーが作動し始める。逃げなければヘリに追撃される。とにかく車を出し猛スピードで走るが、スーツケースから液体が大量に噴出しフロントガラスを覆う。「化学薬品なのか?生物化学兵器なのか?」パニックに陥りながらも必死に車を走らせる。再びヘリの襲撃が始まり、ドライバーは砂地で砂煙を巻き上げヘリの目をくらませ、撃退する。

改めてスーツケースの中身について問い詰め、男の話を聞くと車を走らせるドライバー。軍によって厳重に守られた施設に着きスーツケースは慎重に運ばれる。そこにはその国の人民を守ってきた指導者が医療機器に囲まれ、移植手術を受ける体勢が整えられている。外交員の男が命をかけて運んでいたのは移植用の心臓だったのだ。
わたしは残念ながらこのジョー・カナハンという監督を知りません。出演者の黒人のドン・チードルという人はあちこちで良く見かけます。オーシャンズのシリーズにもずっと出てます。あまり詳しくないんですけど・・・。シーズン2の作品は3本しかありませんが、シーズン1より絶対お金かけてますし、エンタテイメント性は絶対的に高くなっています。刻々とカウントダウンするタイマーにヘリの襲撃。おまけに何が入っているかわからない謎のスーツケース。スリリングでたった10分弱とは思えないほど、見ごたえのある内容です。この作品の中のドライバーが一番かっこいいと思います。
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8.Beat The Devil
監督:トニー・スコット
出演:ジェイムズ・ブラウン、ゲイリー・オールドマン、マリリン・マンソン
1954年11月のある夕刻、一人立っている黒人の少年の前に現れる一台の車。少年は2人の男が乗っているその車に乗り込むと、すぐに降りてくる。車が去ると、少年の手には封筒が握られ、彼はそこで宙返りをする。2002年11月ドライバーはジェイムズ・ブラウンを乗せてあるマンションへ到着する。2人が招かれた部屋はミラーボールがあり、まるでディスコだ。車の着いた妙な椅子で現れたのは悪魔。とても悪魔とは思えないパンクなチンピラみたいな変な派手な格好で現れる。ジェイムズ・ブラウンが1954年に契約を結んだ悪魔だ。ブラウンは彼に契約の見直しを迫る。なぜなら、年齢のことについては契約に含まれておらず、彼は年をとってきたことが不満なのだ。そこで悪魔はドラッグレースに勝てば応じてやると言い、何故かドライバーが運転することに。悪魔の方は使用人が運転する。ラスベガスの街を通り抜け、2つの車が過激なレースを繰り広げる。

悪魔の車は列車をよけきれず爆発炎上。ブラウンを乗せ1954年11月に少年が立っていた場所まで送る。ブラウンの言うことなど半ば信じていないドライバーだが、彼を降ろして去る時にバックミラーから見えるのは、48年前の少年の姿だった。

なかなかユニークな作品ですが、そのユニークさも出演者ならではかもしれません。ジェイムズ・ブラウン本人が悪魔と契約していたっていうのは、すごく納得?で、その悪魔がゲイリー・オールドマン演じる派手派手でかなりおちゃめな感じの悪魔ってとこがいいです。ドラッグレースで切れまくる彼は本当の姿になっちゃうんですけどね。禿げ・・・。この作品が一番お金か買ってるんじゃないですかね・・・おぉ!!!そうです。我らが愛しのマンソン様がご出演。どこに?って最後の最後を飾ってます。ドラッグレースに負けて、痛々しい姿の悪魔。部屋のドアベルを鳴らす男がマンソン様。ドアの覗き穴から見えるマンソン様は聖書を片手に悪魔に文句を言います。「音楽がうるさいんで静かにしてくれませんか?読書したいんです。」と叫びます。
もち・・・この作品のエンディングはマンソン様の曲“Rock Is Dead”です。これが最後の一本なので、豪華なんですかね。【BMW Z4】 ■YouTubeでBeat The Devilを見る。
さて、全て簡単ではありますが、ご紹介しました。シーズン2の3本はショートフィルムの枠をかなり超えている感じがします。だからってシーズン1の作品が良くないわけではなく、シーズン1の作品はショートフィルムらしい作品が多いかと思いますね。どれもそれぞれの監督の個性が出ていて、ほんと凄いなと思います。iPod用のファイル形式(MP4)でダウンロードするならこちらでVeoh。但し、このサイトは登録が必要なのと、ソフトのダウンロード(無料)が必要ですのでご注意を。画質はかなりいいです。それと、重いですよ。メモリー足りてます?このブログを閉じたほうがいいかも。
また来てね。



