September 18, 2008
The Eye (2008) − アイ
■気になる新作映画 その35□監督:デヴィッド・モロー
□出演:ジェシカ・アルバ、アレッサンドロ・ニヴォラ
□オリジナルキャッチコピー:How can you believe your eyes when they're not yours?(易訳:あなたの目が他の誰かの目でも、その目で見るものを信じられるだろうか?)
□The Eye Box Office Mojo
□日本公開日:2008年11月1日
ご存知2002年に公開されたアジアンホラー、オキサイド・パンとダニー・パン監督の「アイ/The Eye」を当初はトム・クルーズがリメイクの権利を買い取った事が話題となり、おまけに「リング」の中田秀夫監督がレネー・セルウィガーを主役に据えてハリウッドでリメイクされると言われていた本作。結局は中田監督でもセルウィガーでもなく、ジェシカ・アルバ主演で2008年2月に米で公開されました。
【ストーリー】
暗い闇の中でうろたえる若い女。家の外では騒ぎが起こっている。女は暗い地下室で一人、外の騒ぎに怯えながら長い電気コードのような物を天井にかけ、椅子に乗るとコードを首にかける、椅子を蹴ろうとする足元が揺れる。部屋にはまだ侵入者は居ないが、振り向いた彼女の背後から黒い影が襲い掛かる。
ロスの街、サングラスに盲人用の杖をついた若い女性シドニーの姿。慣れた足取りで、人込みの中を歩いている。彼女の後ろからスケートボードに乗った青年が道路を飛び出そうとすると、車が目の前を横切る。跳ねられる寸前で青年の行く手を腕で遮る彼女。「ごめん。見えなかったよ」という青年に「わたしもよ。」と答える彼女。
シドニーはオーケストラのバイオリニストとして成功し、独立した女性。5歳の時に姉とクラッカーで遊んでいた時に失明して20年がたっていた。翌日の角膜移植手術を前に、不安でなかなか寝付くことが出来ない。

術後目を包帯で覆い、眠っているシドニーの元に脳腫瘍の手術を受けて入院していたアリシアという少女が訪れる。シドニーが目の手術をしたことを知って、彼女はシドニーを勇気付け、目が見えるようになったら病院を案内すると親しげに話す。
いよいよ包帯を外す日が来た。医師にゆっくり目をあけるように言われ、恐れながらも目を開くと間違いなく目は光を感じている。ぼんやりとしか見えないが、医師が差し出す指の数も分かる。経過は良好と言われほっとするシドニーとそれを見守る姉。

その夜、シドニーが眠っていると、隣のベッドの中年の女性の声で目覚める。女性は誰かに導かれ、部屋を出て行こうとしているのだ。ぼんやりとしか見えないものの、黒い影が女性の側に立って、彼女はその後をついて部屋を出てゆくではないか。ただならぬものを感じたシドニーはその後を追って、廊下に出ると、女性は確かに黒い影に連れられている。不気味なささやき声。突如自分の間近に女性の存在を感じたかと思うと、恐怖が彼女を襲う。
朝、ベッドで目覚めた彼女は、隣のベッドを片付けている2人の看護士に、彼女はどうしたのかと尋ねると、昨夜亡くなったことを知らされる。
車椅子を姉に押してもらい、アリシアを訪ねるシドニー。アリシアは一緒に写真を撮って欲しいと言い、二人は姉に写真を撮ってもらう。シドニーはその日退院することになっているのだ。アリシアは彼女に言う「怖いのね。分かるわ。でも怖がらないで。世界には美しいものが沢山あるのよ。
帰宅し、まだ視界ははっきりしていないが、もともと見えない生活に慣れていた彼女は特に助けを必要とはしない。一人の生活に戻るが、その日から夜な夜な不思議なビジョンに悩まされることになる。最初は、アパートの部屋の外にいるアジア系の少年の姿。不気味にうずくまり、立ち上がると彼女に「僕の成績表はどこ?」となんども悲しげに聞くのだ。そして、度々見える火事の光景。自分の部屋の壁が見たことのない別の部屋の壁に変化するのを見る。時間は決まって深夜の1時06分そしてそのビジョンは日増しにはっきりし始める。
ある日、恐ろしい夢を見て、一人で部屋に居られなくなった彼女は、一人夜の街へ出てゆく。道路を渡ろうとした時、一人の女性とすれ違うが、なんと女性はシドニーの身体を通り抜けて行ったのだ。互いを見詰め合う2人。シドニーも驚いたが、相手の女性も驚いているのだ。ふと、道路の先を見ると、交通事故で人だかりが出来ている。恐る恐る近づいて見ると、事故で死んだ女性の姿がある。その女性は間違いなく、たった今すれ違った女性なのだ。振り向いて、すれ違った女性を探す。シドニーは黒い影に連れてゆかれる女性を見つける。このことで、シドニーは今まで自分が見てきたものの正体が分かり始める。さらに恐ろしくなり、一人近くの中華料理屋に駆け込み席について、携帯から彼女の精神科医であり、元恋人でもあるポールに電話する。留守電に、自分の居場所を言い、すぐに来て欲しいと言い残す。店の女性に声をかけるが、シドニーの声は聞こえていない様子。入り口近くの厨房では、料理人がしきりに肉を刻んでいる。その音だけが異様に店に響き、席についている客達はごく普通に談話しているのに、まったく彼女の耳に聞こえてくるのは肉を叩き切る音だけ。料理人の近くにある鍋の火が大きくなり、とたんに全てが炎に包まれる。

気付くと、彼女は、黒こげで廃墟のようになった暗い店の中にうずくまっており、混乱する彼女の元にポールが現れる。その店は数週間前に火事で全焼し5人の死者が出たことをポールから聞かされ、彼女は自分が見たことをポールに話す。かねてから、ポールには角膜移植をしてから自分の目に異常が起こっていると相談してきたシドニーは、ポールに自分の角膜のドナーが誰なのか知りたいと訴える。しかし、ポールは彼女が見えるというビジョンについてもまったく理解を示さず、互いに苛立ち、結局シドニーは一人で自分の部屋に戻ることになる。
そこでは、自分の見ているものが何なのかを理解した彼女をさらに恐ろしいビジョンが待ち受けていた。
物語の基本はまったくオリジナルの「アイ/The Eye」と同じです。オリジナルを見たときのわたしの印象は、話はすっごく面白いし、それぞれのシーンは単体で怖いけど、凄くもったいぶった感じが嫌で、なんかこう、今ひとつ納得が行かなかったもんです。じゃぁ、このハリウッド版はどうかと言うと、オリジナルの個性的な部分がなくなって、綺麗にまとめすぎちゃった感じでしょうか。それでも、わたしが嫌だと思っていた、もったいぶった間(ま)が無くうまく処理されていたし、話自体が凄く面白いので、十分楽しめましたし、実際、結構怖かったですし、こっちの方が理解しやすかったですね。それぞれの怖いシーンの意味が本作では十分に理解できました。

怖いシーンのダントツはやっぱオリジナルでも怖かったですけど、エレベーターでのシーンですかね。。。このシーンが私には、本作の方が分かりやすかったシーンの一つでもあり、オリジナルでは溜めが長すぎて、鼻についてしまったのを覚えています。エレベーターで初老の男が(本作では顔が欠けています・・・。)隣のエレベータからシドニーの居るエレベーターに移動して来る・・・見ないようにして、必死に階数ボタンを押しまくるシドニーの背後に迫る顔無しおじさん・・・怖かったぁ・・・。
主演のジェシカ・アルバも可愛かったですよ。その後妊娠してびっくりする程健康的なふとっちょさんな姿になって(でも幸せそうだねぇ。赤ちゃん産んだの最近だよねえ?)・・・その姿が想像出来ないくらい愛らしくて、この役は彼女で良かったんじゃないですかね・・・。レニー・セルウィガーのイメージはどうもしっくり来ないですけど・・。それでも、可愛いで売っている感じは否めませんね。でもほんと可愛いんだよな。

本作ではアメリカが舞台ですので、死んだ角膜ドナーの女性がいたのは車で国境こ超えられるメキシコという設定になっています。クライマックスもほぼオリジナルに沿っています。
オリジナルとどっちが好きか?多分多くの人がオリジナルを選ぶんでしょうね。わたしは、どっちかと言うと、こっちの方が見やすかったかな。
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このブログで、パン兄弟がハリウッドデビューした「ゴーストハウス(The Messengers (2007))」を読んでみる。
暗い闇の中でうろたえる若い女。家の外では騒ぎが起こっている。女は暗い地下室で一人、外の騒ぎに怯えながら長い電気コードのような物を天井にかけ、椅子に乗るとコードを首にかける、椅子を蹴ろうとする足元が揺れる。部屋にはまだ侵入者は居ないが、振り向いた彼女の背後から黒い影が襲い掛かる。
ロスの街、サングラスに盲人用の杖をついた若い女性シドニーの姿。慣れた足取りで、人込みの中を歩いている。彼女の後ろからスケートボードに乗った青年が道路を飛び出そうとすると、車が目の前を横切る。跳ねられる寸前で青年の行く手を腕で遮る彼女。「ごめん。見えなかったよ」という青年に「わたしもよ。」と答える彼女。
シドニーはオーケストラのバイオリニストとして成功し、独立した女性。5歳の時に姉とクラッカーで遊んでいた時に失明して20年がたっていた。翌日の角膜移植手術を前に、不安でなかなか寝付くことが出来ない。

術後目を包帯で覆い、眠っているシドニーの元に脳腫瘍の手術を受けて入院していたアリシアという少女が訪れる。シドニーが目の手術をしたことを知って、彼女はシドニーを勇気付け、目が見えるようになったら病院を案内すると親しげに話す。
いよいよ包帯を外す日が来た。医師にゆっくり目をあけるように言われ、恐れながらも目を開くと間違いなく目は光を感じている。ぼんやりとしか見えないが、医師が差し出す指の数も分かる。経過は良好と言われほっとするシドニーとそれを見守る姉。

その夜、シドニーが眠っていると、隣のベッドの中年の女性の声で目覚める。女性は誰かに導かれ、部屋を出て行こうとしているのだ。ぼんやりとしか見えないものの、黒い影が女性の側に立って、彼女はその後をついて部屋を出てゆくではないか。ただならぬものを感じたシドニーはその後を追って、廊下に出ると、女性は確かに黒い影に連れられている。不気味なささやき声。突如自分の間近に女性の存在を感じたかと思うと、恐怖が彼女を襲う。
朝、ベッドで目覚めた彼女は、隣のベッドを片付けている2人の看護士に、彼女はどうしたのかと尋ねると、昨夜亡くなったことを知らされる。
車椅子を姉に押してもらい、アリシアを訪ねるシドニー。アリシアは一緒に写真を撮って欲しいと言い、二人は姉に写真を撮ってもらう。シドニーはその日退院することになっているのだ。アリシアは彼女に言う「怖いのね。分かるわ。でも怖がらないで。世界には美しいものが沢山あるのよ。
帰宅し、まだ視界ははっきりしていないが、もともと見えない生活に慣れていた彼女は特に助けを必要とはしない。一人の生活に戻るが、その日から夜な夜な不思議なビジョンに悩まされることになる。最初は、アパートの部屋の外にいるアジア系の少年の姿。不気味にうずくまり、立ち上がると彼女に「僕の成績表はどこ?」となんども悲しげに聞くのだ。そして、度々見える火事の光景。自分の部屋の壁が見たことのない別の部屋の壁に変化するのを見る。時間は決まって深夜の1時06分そしてそのビジョンは日増しにはっきりし始める。
ある日、恐ろしい夢を見て、一人で部屋に居られなくなった彼女は、一人夜の街へ出てゆく。道路を渡ろうとした時、一人の女性とすれ違うが、なんと女性はシドニーの身体を通り抜けて行ったのだ。互いを見詰め合う2人。シドニーも驚いたが、相手の女性も驚いているのだ。ふと、道路の先を見ると、交通事故で人だかりが出来ている。恐る恐る近づいて見ると、事故で死んだ女性の姿がある。その女性は間違いなく、たった今すれ違った女性なのだ。振り向いて、すれ違った女性を探す。シドニーは黒い影に連れてゆかれる女性を見つける。このことで、シドニーは今まで自分が見てきたものの正体が分かり始める。さらに恐ろしくなり、一人近くの中華料理屋に駆け込み席について、携帯から彼女の精神科医であり、元恋人でもあるポールに電話する。留守電に、自分の居場所を言い、すぐに来て欲しいと言い残す。店の女性に声をかけるが、シドニーの声は聞こえていない様子。入り口近くの厨房では、料理人がしきりに肉を刻んでいる。その音だけが異様に店に響き、席についている客達はごく普通に談話しているのに、まったく彼女の耳に聞こえてくるのは肉を叩き切る音だけ。料理人の近くにある鍋の火が大きくなり、とたんに全てが炎に包まれる。

気付くと、彼女は、黒こげで廃墟のようになった暗い店の中にうずくまっており、混乱する彼女の元にポールが現れる。その店は数週間前に火事で全焼し5人の死者が出たことをポールから聞かされ、彼女は自分が見たことをポールに話す。かねてから、ポールには角膜移植をしてから自分の目に異常が起こっていると相談してきたシドニーは、ポールに自分の角膜のドナーが誰なのか知りたいと訴える。しかし、ポールは彼女が見えるというビジョンについてもまったく理解を示さず、互いに苛立ち、結局シドニーは一人で自分の部屋に戻ることになる。
そこでは、自分の見ているものが何なのかを理解した彼女をさらに恐ろしいビジョンが待ち受けていた。
物語の基本はまったくオリジナルの「アイ/The Eye」と同じです。オリジナルを見たときのわたしの印象は、話はすっごく面白いし、それぞれのシーンは単体で怖いけど、凄くもったいぶった感じが嫌で、なんかこう、今ひとつ納得が行かなかったもんです。じゃぁ、このハリウッド版はどうかと言うと、オリジナルの個性的な部分がなくなって、綺麗にまとめすぎちゃった感じでしょうか。それでも、わたしが嫌だと思っていた、もったいぶった間(ま)が無くうまく処理されていたし、話自体が凄く面白いので、十分楽しめましたし、実際、結構怖かったですし、こっちの方が理解しやすかったですね。それぞれの怖いシーンの意味が本作では十分に理解できました。

怖いシーンのダントツはやっぱオリジナルでも怖かったですけど、エレベーターでのシーンですかね。。。このシーンが私には、本作の方が分かりやすかったシーンの一つでもあり、オリジナルでは溜めが長すぎて、鼻についてしまったのを覚えています。エレベーターで初老の男が(本作では顔が欠けています・・・。)隣のエレベータからシドニーの居るエレベーターに移動して来る・・・見ないようにして、必死に階数ボタンを押しまくるシドニーの背後に迫る顔無しおじさん・・・怖かったぁ・・・。
主演のジェシカ・アルバも可愛かったですよ。その後妊娠してびっくりする程健康的なふとっちょさんな姿になって(でも幸せそうだねぇ。赤ちゃん産んだの最近だよねえ?)・・・その姿が想像出来ないくらい愛らしくて、この役は彼女で良かったんじゃないですかね・・・。レニー・セルウィガーのイメージはどうもしっくり来ないですけど・・。それでも、可愛いで売っている感じは否めませんね。でもほんと可愛いんだよな。

本作ではアメリカが舞台ですので、死んだ角膜ドナーの女性がいたのは車で国境こ超えられるメキシコという設定になっています。クライマックスもほぼオリジナルに沿っています。
オリジナルとどっちが好きか?多分多くの人がオリジナルを選ぶんでしょうね。わたしは、どっちかと言うと、こっちの方が見やすかったかな。
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