September 26, 2008
ジュリア 〜幽霊と遊ぶ女〜 − The Haunting Of Julia (1976)
■忘れられない映画 その47□邦題:ジュリア 〜幽霊と遊ぶ女〜
□監督:リチャード・ロンクレイン
□出演:ミア・ファロー、ケア・デュリア、トム・コンティ
この映画を覚えている人がどれくらいいるのだろうか?日本では劇場未公開だが、20代の頃レンタルビデオ屋で見つけて一度見て、それからまた2度ほど借りてみた記憶がある。海外ではニコラス・ローグの「赤い影」(1973)と並んで、70年代ホラーの傑作という評価もあるが、失敗作という評価も少なくはない。日本でのDVD発売を待ち望む人がどれだけいるだろう。わたしもその一人です。カナダとイギリスの合作の様ですが、やっぱアメリカ映画にはない、独特な幽霊感ですね。。。
【ストーリー】*ざっくりめです。*
ある朝のごく普通の家族の食卓。裕福な家庭であることが見て取れる。まだ幼い少女である娘と母、ジュリア、そして父の3人が忙しく朝食を取る。食事をほうばる娘が、りんごに手を伸ばしふたかじりほどした時だった。苦しそうにむせ始め、はじめはちょっと喉に詰まった程度と思っていた両親だったが、呼吸が出来ない状態の娘を見て慌て始める。必死に娘の喉奥深くに指を入れて吐き出させようとするジュリア。娘の意識が薄れてゆく。とにかく医者を呼ぼうと夫は電話をしようとする。しかし、娘の様子を見て、ジュリアは思わぬ行動に出る。医者が駆けつけ、ドアを開ける夫、そこには白いブラウスに血を浴びて、放心状態で立ち尽くすジュリアの姿が・・・。

娘が死に、ジュリアは一人で大きな屋敷に住み始める。夫が実は財産目当てで自分と結婚したことなどを知り苦しむジュリア。夫の妹はそれでもジュリアにとっては良き友で、ある日彼女の誘いで屋敷で降霊会を行うことになる。そこで霊媒師は少女の霊が居るといいはじめ、ジュリアは最初はそれが自分の娘かと思うが、その少女はオリビアという少女で母親から殺されたというのだ。やがて、ジュリアの周囲の人々が喉を切り裂かれて死ぬという事件が起きる。

ジュリアはその少女について調べ、少女が恐ろしく邪悪な少女であったことを知る。しかし、彼女はそれでも、その少女の霊を救いたいと思うのだった。
先日、YouTubeを見て、この作品のエンディングを思い出しました。そのエンディングを見ただけで、おぉおお!!!やっぱこの作品は傑作だったのかも!!!と思ったほどです。YouTubeの映像はどっかの誰かさんが自宅のTVブラウン管をアップで撮影したものなので、非常に質の悪い映像ですが、今となっては貴重な映像なのかもしれません。やっぱ洋物DVDを買うしかないんだろうか。
ジュリア役のミア・ファローは、本当にエキセントリックで神経質でか弱い感じの女性を演じたら絶品です。今だと、グウィネス・パルトローが近い雰囲気ですが、ミア・ファローの方が個性が強いですね。この映画は彼女の独壇場だったような気もします。
映像も綺麗で、最近ではなかなな見られない、まさに「赤い影」のような雰囲気を持った作品だったと記憶しています。(「赤い影」を目指したという話も・・・。こうして、この作品もこのまま消えてゆくんでしょうか・・・・。なんとか復活させたいです。
エンディングは(以下エンディング説明あり。)、YouTubeでご覧ください。(オープニングもあるよ。)屋敷で一人少女に迎えられ、全ての明かりが消える中でリビングの椅子に座るジュリア。ジュリアは椅子から少女に「もう大丈夫よ。私と一緒にいてちょうだい。そう私と一緒にいて。。。」と少女に腕を差し出します。手には彼女の娘の形見である猿がシンバルを打つおもちゃを持っています。(確か・・・ジュリアはそのおもちゃを少女に与えていたと記憶しています。)カメラがゆっくりぐるりと椅子に座ったジュリアの背後へ周り再びゆっくりと元の位置へ戻ってきます。ジュリアは椅子の上で、うなだれたような格好で眠っているように見えますが、カメラが正面に周ると首から血が流れているのが見て取れます。バックにかかる音楽がまた印象的です。
この作品のもう一つの原題(英)は Full Circle と言い、一周して元の位置に戻るという意味があります。The Haunting Of Juliaは“ジュリアに憑いた霊”そのままずばり、さすがアメリカのタイトルです。さらに凄いのは日本ですね。“幽霊と遊ぶ女”ですからね。このタイトル見て、名作・傑作と思わないでしょうね。まぁ、万人受けする作品でないのは間違いないんでしょうか・・・。
ああ!それでも、もう一度見たい!渇望!!誰か自宅にシアター持ってて、この作品を公開してくれるとか・・・ないっすかね???あはは・・・。しっかし、新旧が極端に入り乱れるこのブログ・・・わたしの性格のように極端だ!そりゃそうだ!わたしのブログだもん!
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この記事へのコメント
1. Posted by おとん
September 27, 2008 01:32
よくこのブログ見てます。パソコンを持ってないので携帯からですけれど。この映画のことを良く覚えています。私も20代だったと思いますが、友達とビデオを見ました。非常に背筋が凍るような話で、ぞぅーっとしたのと、当時一緒に見てた彼女が最後は泣いていました。あまりに懐かしくてコメント書かせてもらいました。私もこの映画をもう一度見たいです。ジュリアの夫役は2001年宇宙の旅の人ですよね。
2. Posted by 管理人
September 27, 2008 10:41
おとんさん、
コメントありがとうございます。そうですね、わたしもあのエンディングで涙が出てきました。今見ても切なくなります。ケア・デュリアは確かにキューブリックの「2001年宇宙の旅」に出演してましたね。携帯から見ていただいているんですね、ありがとうございます。あまりコメントを書き込めるようにしていなくてすみません。このブログもともとコメント少ないですけど・・・これからも宜しくお願いします!
コメントありがとうございます。そうですね、わたしもあのエンディングで涙が出てきました。今見ても切なくなります。ケア・デュリアは確かにキューブリックの「2001年宇宙の旅」に出演してましたね。携帯から見ていただいているんですね、ありがとうございます。あまりコメントを書き込めるようにしていなくてすみません。このブログもともとコメント少ないですけど・・・これからも宜しくお願いします!



