September 28, 2008

サイコ・シンドローム 僕だけを見て − Pin...(1989)

Pin...Poster■忘れられない映画 その48

□邦題:サイコ・シンドローム 僕だけを見て
□監督:サンドール・スターン 
□出演:デイヴィッド・ヒューレット、シンディ・プレストン

ここのところで、色々ともう一度見たくてもそれが叶わないと思われる作品の映像をYouTubeで見つけて、あまりの懐かしさに紹介したくて書いています。自分自身もよく覚えていない物語はあちこちのサイトを読んで少しずつ思い出しました。この作品はビデオで1度だけ・・・恐らく「ジュリア〜幽霊と遊ぶ女」と同時期に見ただけで、恐ろしく印象的だった作品です。物語は今見ても、きっと楽しめるサイコ・ホラーです。

【ストーリー】**ほぼ結末まで/かなりざっくり**

幼い兄妹、レオン(7歳)とアーシュラ(5歳)は厳格な家庭で育てられ、父は医者で母は理想的な家庭を目指しているような女性。父の病院の診察室にはピンという名の等身大の人体模型が置かれており、父はピンを使って二人に腹話術で話しかけたりしていた。アーシュラはそれが遊びであるとわかっていたが、レオンはピンは生きていると思い込むだけでなく、自分の良き友達であるとさえ思っていた。ある日レオンはこっそり診察室に忍び込み、ピンと会話をしていた。そこへ一人の看護婦が現れる。レオンは隠れて看護婦の様子を見ていると、なんとおその看護婦は部屋に鍵をかけると、寝台に乗りピンとセックスを始めたのを目撃してしまう。もちろん、看護婦は単に彼女のマスターベーションの道具としてピンを使っただけだが、レオンはそれ以来、さらにピンへの思いを強くしてゆく。妹のアーシュラがピンを見て、「ただの人形よ!」と言えば、娘を叩いて改めさえるほどになってゆく。父が2人に性教育を施す時もピンは欠かせなかった。
10年が経過したある日、レオンは自ら腹話術のようにしてピンと会話を続けていた。ピンはレオンにとっての良き理解者で相談相手で、様々なことの決断をピンに任せるほどになっていた。そんな様子に呆れた父はある日レオンからピンを取り上げる。ピンをどこかの医療施設に寄付すると言うのだ。夜、父は母とともにピンを車に乗せ、出かけて行く。夜道、運転する父はバックミラーに映ったピンの姿に驚き工事中の看板を見過ごしてしまう。そして車は横転し、父と母はその事故により死んでしまう。

レオンとアーシュラは悲しみはしたが、それまで無かった自由を得て、のびのびとした生活を楽しむが、両親を失った二人の世話のために叔母が家に住み込むようになると、再び息苦しい生活に戻るのだった。ピンとレオンはそんあ叔母を疎ましく思い、心臓発作を起こさせることに成功する。再び2人は自由の身となるが、レオンはそれまで筋肉が丸出しの人体模型であったピンを人間らしく見せるために肌のようなマスクをつけてやる。アーシュラはその様子にうんざりし、再びピンを「たたの人形」と呼び始める。

年頃になっている2人。レオンは学内でも変人扱いされるが、アーシュラにはスタンという恋人が出来る。ある日レオンはアーシュラを探すうち、車の中でスタンとカーセックスを楽しんでいるアーシュラを見つけ、車から引きずり出すと、スタンに暴力を振るうのだった。

Pin 1












ピンは悪魔のようにレオンを操るようになっており、ある日レオンはスタンを家に呼ぶと、ピンの言葉に従ってスタンを殺してしまう。動揺するレオンだったが、ピンに言われるままに証拠を消す。しかし、アーシュラはレオンがスタンを殺したことを知ってしまう。レオンは全てピンのせいだと言う。怒りに燃えたアーシュラは庭にあった斧を持ち込むとピンに振り下ろすのだった。


今ではウェブ上でもなかなか画像すら見つからない本作ですが、海外ではDVD化されており、新旧の映画ファンが指示する声は高いようです。わたしは20代後半にビデオで見たのだと思いますが、看護婦がマスターベーションにピンを使うシーンなど、かなり脳裏に焼きついて離れません。ただ、はて?と思ったこともよく覚えています。看護婦とピンのシーンではピンは確かに勃起した状態の姿になっていましたが、普段はそうではなかったわけで・・・あれれ???と思った記憶があります。

以上に書いたストーリーは実は海外のサイトから拾ってきた内容で、実際結末がどういう展開になるのかなど、覚えていません。どうやら、レオンとピンは一心同体のようなもので、アーシュラがピンを壊したことで、レオンが死ぬという結末だったようです。くぅ〜・・・なんで結末覚えてないんだ!!!変なことは良く覚えてるくせに!!!

わたしはこの作品が日本で公開されたのかどうかも知りません。とにかくビデオでたった一度見ただけです。カナダ映画はイギリス映画と並んで、独特な雰囲気をもったものが多い気がします。本作はカナダ映画。

YouTubeには主演のデイヴィッド・ヒューイットのファンが掲載したと思われる動画が数点ありますが、一番多くのシーンを含んでいるMusic Videoを載せました。


曲はパドル・オブ・マッドのアルバム「フェイマス」から「Psycho (サイコ)」で時代が違いすぎますから、映画Pinとは無縁の曲です。ファンが編集したビデオですが、びっくりするほど、すごく良く出来てます。ビデオの作者のコメント欄にはこの映画を見てたら、映画がミュージックビデオを作って欲しいとうったえて来たので作ったとのこと。変人の役を演じているデイヴィッド・ヒューイットが最高!と書かれておりました。まるで映画“Pin...”が甦るようだ!!!

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